変化に気づく感度

変化に気づく感度を磨くことは成長において重要だと思う。なぜなら変化を実感することで人の自己効力感は育まれモチベーションも高まっていくからだ。人間生きていれば毎日変化していくのは間違いない。一切変わらないなんてことは逆に難しい。それでも「変わってないな」なんて思うのはなぜか?ただ気づいていないだけである。

変化に気づくというのはある種の能力とも言える。微妙な違いに気づく人というのはいるだろう。そういった感受性を自分に対して向けることで「ああ、変わってるな」ということがわかるようになる。ただし、良い変化ばかりではない、という指摘もあるだろう。そのとおりである。しかしながら、悪い変化とはなんだろう?物事が移り変わっていく中で一度悪い方向にふれることはよくある。であれば、究極的には良い変化も悪い変化もないと考えられる。

変化に気づくことができればそれに応じて次なる変化を起こすことができる。何か悪いと感じる変化が起きたのなら、良いと思える方向に変化が起きるようになにか変えればいい。そしてまた変化に気づき、変えていく。この精度をあげるのが「変化に気づく感度」の高さだと思う。

見過ごされがちな小さな成長、小さな状況の変化を注意深く感じていこう。