エネルギーを貯蓄する

貯金をするイメージで、エネルギーを貯蓄する視点を持とう。

お金をためておく、という発想は自然にできる。これはお金が数値化されるものだからだ。抽象的なエネルギーは数値化が難しい。だから蓄えるという発想を持ちづらい。しかし、エネルギーは貯蓄できる。例えば、普段からいい食べ物をとるようにするというのはエネルギーを貯蓄する習慣だ。身体にいいことをしておくことで、コンディションを高めて、いざ忙しいときに蓄えている分のエネルギーで頑張れるのだ。

身体だけではなく、空間にエネルギーを保持するという考え方もできる。わかりやすい話が掃除だ。部屋を掃除するとキレイになる。キレイな部屋にいると気持ちが乱れづらいし、エネルギーを部屋から受け取れる。だから普段から掃除をやっておくことで空間にエネルギーを貯蓄することになる。忙しいときはなかなか掃除をしていられないときもある。そんなときに普段からキレイにしておいた分で、部屋がそこまで散乱しない状態で戦うことができる。

こうして考えると食事・掃除の習慣がいかに大事かということがわかる。どうしても、食べたり掃除したり、という行動にフォーカスしてしまって、目に見えないエネルギーが蓄積されている感覚を持ちづらいからこそ重要性を忘れられがちだ 。目に見えないエネルギーを意識する習慣をつければ当たり前のようにエネルギーを貯蓄する感覚がわかるようになる。