時間をかけてなんとかしようと考えない

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時間をかけてなんとかしよう、という発想から悪循環が始まる。

気持ちはわかる。能力が足りない、と自分が感じればその分時間をかけるべきだと思ってしまう。しかし、それでは逆説的に能力は高まらない。なぜならかける時間を増やすことで人間の集中力は低下していくからである。低下した集中力で続けても進捗は悪いし成長もしづらい。睡眠時間まで削ってしまえば低パフォーマンスが続くことになるだろう。

すべてを逆転させる。まず、時間に区切りをつける。時間的な制約を絶対として、それ以上は作業しない。作業しない時間は脳を休める。知的生産において脳の休息は不可欠だ。四六時中集中するなんて無理だと思わないだろうか?だが、これを真面目にやろうとしてしまっている人が多すぎると思う。本気の集中をしてたらそんなに仕事や勉強を続けてられないはずだ。要は集中できてないからそんなに長くできちゃってるわけだ。

まずは決めた時間の枠外では作業しないと決める。枠外の時間は全力で休む。その分決めた時間はできる限り集中する。このとき、邪魔の入らない連続した時間の塊を確保するのはマストだ。朝一がベストだろう。この全集中ブロックが重要な仕事をするすべての時間だ。そこでなんとかしてしまう。集中しなくてもできる、メールチェックとかそういう雑務はそれ以外の時間で処理すればいい。本当に重要なことを一括で集中状態で倒してしまう、ということがポイントだ。これでリズムを作っていく。

おそろしく仕事が片付くことに驚くかもしれない。これには連動して十分な睡眠も必要だ。とはいっても、仕事時間をきっちり区切れてたら自然と寝る時間は潤沢に確保できると思うが。

一回試してみてほしい。