長く続けるための工夫

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長く続けられれば実現できる、ということはたくさんある。

目標が達成できないのは、単純に途中でやめてしまうから、という場合がほとんどではないだろうか。期限がない現実的な目標であれば、適切な努力を続けることで達成可能であろう。

なぜ続かない?

シンプルに飽きるから、もしくは重要性を見失う、その両方、じゃないだろうか。

TOEICで900点とる!」と意気込んだとして、最初はその目標に意味を見出してモチベーションが高まっているかもしれない。しかし毎日の地道な勉強を続けているうちに「TOEICどうでもよくなってきた」「そもそも900点とる必要ある?」「ていうかTOEICでいいんだっけ」「他のことに時間使ったほうがいい気がしてきた」みたいな感じでやめてしまったりする。

普通に続けていれば、時間のかけ方で期間は変わるだろうが、覚えている単語の数は増えるだろうし、聞き取れる表現の数も増えるだろうし、点数があがっていくことは間違いない。んが、途中でやめてしまうことでそれらもそこで終りとなる。

じゃあ続けるためにはどうすればいいだろうか。

続けるための工夫

まずは上の例で言えばシンプルに目標が悪いだろう。

そもそも何がしたいのか見えてないうちになんとなく目先で良さそうなゴールを決めているけど、やっているうちに何が重要だったかわからなくなるパターンだ。もしくは最初重要だと思っていたものが実は重要でないと気づくパターン。後者であれば、一つ賢くなっているからいいのかもしれないが、できればあらかじめそうならないようにしたいところだ。だから、まずは目標設定に十分な時間をかけるというのが個人的な提案だ。

目標に関しては一発で決める必要もない。徐々に目標自体を育てるという発想もアリだ。英語学習で言うなら、最初は目先で日常英会話が少しうまくなるように◯個表現を暗記する、とかそのレベルからスタートしても問題ないはずだ。確実に成果が出るし、その先で何か試験でスキルを外的に証明する必要が出てきたときに試験勉強を考えればいい。究極の理想はすぐには描けない。目先の欲求からスモールスタートして、究極のゴールを徐々に明らかにしていけばいい。

目標設定以外の話で言えば、習慣化してしまう、というのは鉄板だろう。

歯磨きは特に目標があるわけでもなく続けられているはずだ。やらないと気持ち悪いとさえ思っている。では、同じ要領で英単語の暗記を習慣化できたら、理由もなく覚えている英単語の量自体は増えていく。それはそれでいい。

これに慎重な目標設定を組み合わせれば挫折しにくいプランが組めるのではないだろうか。そうして息を長く続けていくことができれば、気づいたらすごいところまできていた、という話になる。