希少性の高い能力
希少性の高い能力があれば自由に働ける可能性が高い。
あなたが持っている能力が珍しく、かつ誰かに求められるものなら喜んでお金を払ってもらえるだろう。当たり前の話だ。誰でもそんな能力を持ちたいとは思っているはずだ。でもどこかで諦めている、ということはないだろうか?
僕自身そうだった。希少性の高い能力を持つことがこの社会の仕事において勝利をおさめる王道ルートだと思いながらも、結局自分には無理だろうなと思っていた。そして、裏技・抜け道の類を探して回っていた。「楽して稼ぐ〜」みたいなやつだ。
楽して稼げるならみんなそうしてる。仮に自分だけが楽して稼げる方法があるとしたら、それは自分自身固有の能力が発揮されている場合だろう。自分がオリジナルであれば、自分にとっては苦ではないけどみんなからお金をもらえる、という状況は発生しうる。しかしそれも磨き上げた能力がないと始まらない。
天才研究で明らかになったのは、卓越した能力を発揮した人物は皆どこかのタイミングで徹底的に訓練を行っていたということだ。つまり能力は磨く必要がある。ぼけーっとしたところで勝手ににょきにょき生えてくるものではない。だから、明確な目的を持って訓練を行うことが重要になる。そしてその中において重要なのが「集中する」ということだ。集中して目的意識を持って取り組めば、能力が付いてくるのだ。
手始めに集中する時間を増やそう。難しい作業を集中してこなす習慣をつける。集中状態に入るまでは苦しいけど、入ってしまうととても気持ちいい。これは体験したことがあると思う。