あえて娯楽に走る集中テク

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真面目な人ほど娯楽を犠牲にしがちだ。

だが、それでは逆に行き詰まるのではないかと思っている。なぜなら、人間が特定の物事に注意を向ける時間には限界があるからだ。適度に気を散らせながら、上手く集中時間を設計していく必要がある。その際に欠かせないのが「休憩」だ。

周りにいるストイックな人でもよく目にすることなのだが、使える時間をすべて「有意義と考えている」活動に投下している人はそれなりにいるのではないだろうか。そうすると、娯楽は犠牲になったりする。極端な例だと、◯◯を達成するまでは一切娯楽を禁ずる、というような縛りを設けてる人もいるくらいだ。

受験のような短期決戦でそれを行うのはアリだろう。しかしながら、大きな目標ほど長期戦になる。長距離走を走り切るためには持続可能性の観点が必要だ。さらに安定して集中状態を獲得してパフォーマンスを維持する必要がある。

上手く集中状態を解くためには娯楽に走るのが逆説的によかったりする。娯楽に集中しまくってもまずいのだが、一定時間注意を散らすためにいろいろな活動をするのは効果的に働くだろう。そして、娯楽に走った分「ちゃんとやらないと」という意識も生まれる。集中力の回復+ほどよい意識の緊張で一気に集中力が増すはずだ。

娯楽・息抜きの価値を見直してみてほしい。