最善を尽くすということ

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どんなときも「最善を尽くす」意識を持つ。

これだけで精神的に楽になるところがあると思う。最善を尽くすというのはできるだけいい感じにしとく、ということだから、体調を崩してまで頑張るとかそういう話ではないということ。この状況ならこうするしかないな、というポジティブな諦めの感覚も混じっていると思う。

だから結果に執着してしまうと最善を尽くせないと考えている。なんとしてもこの数字を出さないといけない、と思ったとしたら無理をしてでも達成しようとするだろう。しかし、基本的にこの世界にはトレードオフが存在するので無理した分のしっぺ返しは食らうことになる。シンプルな例で言えば、徹夜でなんとかしたら翌日以降に疲労がドッサリやってくる、というような話だ。

そうなると、翌日以降の活動が犠牲になる、という捉え方もできる。局所的には最大の努力をしたつもりでも、人生トータルで見たらマイナスになるのだとしたら、最善を尽くしているとは言えないだろう。だったら、◯時までは頑張るけどそれ以上は睡眠が減りすぎて大きな悪影響が出るから、そこでやめる、というように考えたほうが最善っぽい。まあ、これもケースバイケースではあって、その締切を守ることで翌日以降しばらくパフォーマンスが落ちてもトータルでプラスになる状況なら、後で休息を取りまくる前提で突っ走るのが最善になったりもするだろう。

そんな感じで、状況に応じてトータルでプラスになるように戦略を組んで実行する、という姿勢が最善をつくすということだと思う。