実践を起点にした勉強

勉強を好きなことは大変よいことのように思うし、勉強していれば一定の満足感を得られるというのはある。 でもそれがインプットに偏ったものだと実際の成長に繋がりづらいというのがある。

本を読むことは立派なことだ、というような刷り込みではないのかもしれないけど、イメージはある。 だから勉強する!と意気込んで、本を毎日読む!とかそういうタイプの目標を立てる人もそれなりにいると思う。

本を読むのに抵抗があって、まったく勉強の習慣がないという人はそれでもいいのだけれど、 本を読んでいれば勉強OK!みたいな感じになってしまうのも実は成長を妨げる要因になるのかもしれないと思っている。

僕が思うのは、成長を目的に行う勉強というのは、実践に紐付いた形で行われなければならない、ということだ。 本を読んだことで何ができるようになったのか?というのが重要ということ。

もちろん、哲学書を読むのは無意味なのか?みたいな話ではない。 そういう本を読んで頭の中に新しい概念を取り込むことができれば、それを日常生活の思考に活かすことは可能だからだ。

逆に、いくら実践的な本を読んで、今すぐに生活に適用できる内容を学んでいたとしても、それを適用する機会を持たなければ、なんの意味もないということである。

とても当たり前の話に聞こえるとは思うけど、自分自身それができていなかったと感じている。

読んで満足。知識欲を満たして終了。

というのがデフォルトになっていた。

「実践を起点にする」ということをまず第一において、今後は勉強していこうと思っている。