時間の密度を高める

たくさん時間を使おうと思っても限界がある。

それに過去を振り返ってよく考えてみてほしいのだが、かけた時間の多さで習熟や成果が完全に決まっただろうか?そんなことはないと思う。ずっとサボっていたら話にならないのはそうだが、短い時間の中でも戦略がよくてうまくいくこともあっただろう。

また、よいやり方を考えるために時間の密度を高める意識を持つことも重要だろう。ただし、厳しい制限を設けることは個人的にはあまりいいやり方とは思えない。例えばこのタスクをあと1時間でなんとしても終わらせる!というふうにして、それが達成できないこともある。そのできなかったという感覚は地味にダメージになる。

そうではなくて、だいたいこれくらいかかるかな、と見積もりはしつつも、シンプルに計測するだけにする。そして、同じようなことをやる際には前回の計測値と比較して良くなったかを確認する。もっと早く終わらせるにはどうすればいいか、と思考を展開する。

また、使える時間の中で終わらないケースもあるだろう。そんなときも時間で達成条件を設定しておけばいい。◯時間やったらOK、という感じだ。なんでもいいので「できた」という区切りをもうけることが自分を盛り上げるために大事なことだ。