自分でやり方を工夫するのを楽しむ感覚

何事も自分でやり方を工夫するのが楽しいのだ。

そもそも正解なんてない。正しいやり方を探して誰かのやり方を真似してみてもどこかで上手く行かなくなったりする。

他の人のやり方を参考にするのは重要なことだが、それを真似してそのまま安泰とはならない。結局自分には自分にしかない条件が必ずあるので、何かを工夫する必要がある。(一度完全に再現するのは重要だけど)

さらに言えば「工夫」そのものが楽しさ・情熱を生んでいるということを見落としてはいけない。自分でコントロールして、うまくいった、うまくいかなかった、というのを経験する。どんどんプロセスが改善されていけば、結果もそれに伴ってでてくる。そうなってからが楽しい。

この病みつきのループに入ってしまったらあとは勝手に成果が出やすくなっていくのである。だから、まずは自分でやり方を工夫するという楽しさを意識してみるところから始めてみてほしい。

「新しい」と感じる「負荷」を取り入れる

生活に新しい要素が入らないと、代わり映えしない日々となる。

そして、新しい要素というのに必ず伴うのは「負荷」である。これまでにない情報によって、それに適応せざるを得なくなるから「負荷」が発生することは避けられないのだ。

逆に言うと、なにも負荷がないのだとしたら今できること・知っていることの範疇に収まっていることになる。新しいことをやっているようでも慣れ親しんだことの形を少し変えただけで本質的には無難な内容を繰り返しているだけかもしれない。

だからこそ、「負荷」に注目してみよう。

負荷をかけようとすることは、新しいことを取り入れるための一つの目安となる。自分が新しいと感じる「負荷」を探してみるのだ。そうすると自然と自分を拡張・成長させるための行動となる。シンプルだが、見落としがちなポイントだと思うのでぜひ意識してみてほしい。

「2割の時間で新しいことに挑戦する」というメタ的な習慣

行動が固定化されすぎていないだろうか?

ある程度習慣を固めて、ルーティンをこなしていくことも重要だが、いつも同じようなことばかりやっていて、チャレンジもなく失敗の機会もないような生活になってしまうと成長機会が減るのではなかろうか。

2割くらいは常に新しい風を吹き込むようにしたい。これをメタ的な習慣にしておくと上手く回りそうだ。

結局、自分と向き合うしかない

結局、自分と向き合い続けるしかない。

誰それがこのやり方でうまくいったとか、科学的にはこのやり方が正しいとか、世の中の流れ的にこうしたほうがいいとか、そういうものは結局、極端な話をすればどこか別の宇宙の話でしかない。

他者と共有している何かはあるにせよ、自分が見ている世界は自分の世界である。自分にとっての正解は自分にしかわからない。この現実を進めていくためには最後は自分と向き合うしかないのだと思う。

やってないのにできないのは当たり前だろう

やるからできるようになる。

やらないうちからできないかもしれない、は意味がわからない。それはできないだろう。やってないんだから。ちょっとやってみて難しい〜となるのはまだわかるがそれもどう考えても甘い。

「やるんじゃ〜!」っていってしばらく一切の感情的判断を挟まずに淡々とそれに向き合っていたらそれなりにはできるようになる。そのとき楽しいと思うかもしれないし、思わないかもしれないけど。そのくらいの段階で続けるかどうか判断してみてもよいのではなかろうか。

あまりに早期に見切っていては何も続かないし、自分の才能()なんてものが見つかるはずもない。遺伝的な向き不向きはあるとしても、それ以前のところで躓いていないだろうか。その点だけはよく考えてみたほうが良い。すべてを先天的な要因として片付けてしまうなら、最初から何もしないほうがいい。そういう生き方もある。でも、何かやってみたいと思って色々手を出しているんだろうから、どうせならもっと「オラー!」と続けてみたらいいのにという話。

腰が重い作業に取り組む術式

取り組もうと思いつつ腰が重い作業はある。

そんなときどうするか?まずは少しだけやってみる、というのが基本的なアドバイスとなる。しかし、それだけでは「わかっちゃいるんだけど〜」の壁を超えられないことも多い。

ではどうするか。これはルール化で解決する。if-thenプランニングというテクニックを使う。もし、「腰が重いな〜」と感じたら -> 「スケジュールに15分その作業の枠を抑える」という感じでルールを設定するのだ。15分となっているところは5分とかでもいい。とにかく機械的にその動作が取れるように決めておくのだ。

そうしないと、ちょっとだけやってみるか〜、でもいつやろうかなあ、めんどくさいなーといってどんどん先延ばしになってしまう。やることが明確なら、「腰が重いと感じたな。じゃあスケジュールを抑えよう」と瞬時に行動に移せる。この違いは地味だけどめっちゃデカイ。

簡単な話なのでぜひ取り入れてみてほしい。

余裕を持つための考え方

「余裕」は物事をうまくすすめる上で大事なことだと思う。

問題の渦中でも余裕を持っていることはできないだろうか?もちろん人間なので普通にしていたらトラブルに反応して焦ってしまうだろう。

ちょっとした心の持ちようで余裕を増やすことはできるかもしれない。例えば過去のトラブルを思い出してみよう。そのときは焦っていたし、そのせいでドツボにハマってしまったけど、それでも最後はなんとかなった、という経験を持っていないだろうか?

そういうことはそこまで珍しい話でもないと思う。だったら今回のトラブルもひどいことにはなるかもしれないが、最後はなんとかなるはずだ。なんとかならないとどうなるのだろう?死んでしまうのだろうか?その可能性がゼロだとは言わないが、滅多にそんなことはないはずだ。いざとなったら逃げ出しても良いのだ。

最悪の状況、その際の行動、その先に予想される未来をあらかじめ考えておく。そしてそれが案外大丈夫そうだと感じられていれば余裕を持って物事に対処できる割合が上がるのではないだろうか。結果その余裕でトラブルも小さく収まることが多いだろう。